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実際のネット回線の速度と最低限必要な速度について
ネット回線の速度と最低限必要な速度
ネット回線の使い勝手に関して、速度といった点を中心に話をしましょう。
実際の回線速度や最低限必要な速度について挙げておきます。
実際のネット回線の速度は、告知通りの速度は出ないものだと考えてよろしいです。そこに示されるのは理論値であり最高値でもあるので、実際の速度とは差があるのです。
ネット回線の検討で速度を比較する場合もありますが、実際に繋げてみないと本当の速度が分からない一面もあります。平均的には光回線であれば20Mbps、ADSLであれば10Mbps以下と考えればよろしいかもしれません。
ADSLのネット回線であれば、電話局からの距離で回線速度も下がりますから、10Mbpsを最高と捉えて実際にはひと桁の値と見ればよいです。
そして、光回線では電話局から1本の光ファイバーを共用する接続数により、回線速度も下がります。1Gbpsの光ファイバーを最大32世帯ほどで共有するものですから、実際には20〜30Mbpsほどの速度であることが多いわけです。
ネット回線で最低限必要な速度
ネット回線で最低限必要な速度は、人により変わるでしょう。ちょっとしたWeb閲覧や電子メールでのやり取りにしか使わないのであれば、2〜3Mbpsほどの回線速度があれば充分です。動画サイトを見たりすることもある場合には、5Mbps以上の回線速度があるとストレスを感じないでしょう。
30Mbps以上の回線速度が要求されるのは、ちょっとした通信ラグが影響しやすい場合です。例えばFXや株などでのオンライン取引や、アクション系やシューター系のオンラインゲームで楽しみたい場合です。
実際に提供されているネット回線の速度は、ADSLなら10Mbps以下で光回線は20〜30Mbpsほどです。最低限必要な速度を平均的に挙げるとすれば、5Mbps以上です。
